業務の流れ(住宅等の完成まで)

まずはお気軽にお問合せフォームもしくはお電話でお問合せください。

お問合せ内容を簡単にお伺いしたうえで、ご家族の住宅に対する思いをお聴きするヒアリングの日程を調整させていただきます。

当設計事務所へご来社いただき、直接ご家族の住宅に対する思いを伺います。

ご家族の意見を気軽な雰囲気の中で、スムーズに聴き出すことで住宅づくりの方向性を明確にしていきます。

このヒアリングは、お客様の事前準備を必要としません。また定型化された質問項目もありません。聴き手が誘導することなく、お客様に自由に話して頂き、潜在的な真の悩みやニーズを抽出します。住宅などに対する困っている事や望んでいる事、またその理由や背景などを導き出していきます。

ご家族の貴重な時間を、一人１時間ご提供下さい。

ご家族に自由に話して頂いた住宅に対する思いを読み取り、優先順位、重要度を明確にし、住宅づくりのコンセプトまで発展させた設計与条件書をご説明致します。

設計与条件書ができた段階で、このあとの住宅の設計を、他の設計事務所に依頼するか、このまま企画設計に進み、基本設計、実施設計、工事監理まで川合 学 設計事務所にご依頼いただけるかを判断して頂きます。

設計与条件書の作成費用としては、4人家族ですと20万円程度になります。早い段階で設計与条件をまとめておくと、お客様と設計者のベクトルが同じ向きで進むので、後々設計し直しなどの無駄な時間と費用が発生しないですみます。

敷地の測量図を頂き、設計与条件書の内容を実現するために、法的設計条件等も加味して企画設計を行います。

企画設計案が、お客様の思い描いていた納得のいくものになり、ご満足頂けましたら、基本設計、実施設計、工事施工中の工事監理業務と進んで行きますので、設計・監理業務委託契約をする事になります。

設計・監理業務委託料については、建築工事費3000万円程度の住宅の場合、目安としてですが、最低でも建築工事費×12％程度になります。建物規模や用途により違ってくるので、国土交通省から出ている業務報酬基準により算出することになります。

契約時には、契約書面の相互交付を行います。

契約が完了しましたら、基本設計を開始させて頂きます。

基本設計：役所などに建築確認申請図を提出できるレベルの設計図を作成します。

実施設計：住宅などの内外の仕上やインテリア等の細かい部分を決め、工事施工者が適正な見積りができ、設計意図を正確に読み取り工事ができるレベルの設計図を作成します。

この実施設計図をもとに工事施工者から見積りをとり、内容や金額を確認・調整して工事施工者を決定します。

この段階で確認申請機関へ建築確認申請を提出して確認通知を受ける事になります。